2010年10月17日

問題解決力をつけるには、

研修をしていると、いつも質問が出る"言葉"があります。それは問題vs課題です。結構、同じ意味で考えている人が多いし、本などでも同じ意味で使っていますね。

私は、この2つの言葉をプラス思考、マイナス思考で捉え説いています。"問題"は、「〜できない」というマイナス思考です。一方"課題"は、「〜すれば、〜できる」というプラス思考ですね。

このプラス思考で、物事を考えれば、色々な対策、方策が考えられ、それにより「〜できない」という問題を解決する方向に持って行けますね。

このとき「〜すれば」が課題のテーマとなり、これを具体的行動に落として行けば良いわけです。この課題を見出せば、問題解決プロセスの70%到達です。後は、具体的行動、対策を考え、実行計画を作れば良いからですね。

ところで、"問題"の前に"現象"というものがあります。たとえば、隅田川の対岸で大火事が発生し、自分の家(木造の家)がこちら側にあるとすれば、通常であれば、火事が隅田川を越えて、こちら側に来ませんね。

自分にその火事が影響しませんから、見物しているだけ、このように目の前でただ何かが起こっている場合が"現象"です。

ところが、強風が吹き始め、火の粉がこちら側に飛来する場合、自分の家の心配をし始めますね。こうなると自分に影響しますから、"問題"となるわけです。つまり、火事で、自分の家が燃えてしまうのでは、という不安です。

問題解決の一番良い方法は、問題を発生させない事です。その為には、問題になりそうな事を未然に見出して、対応する事です。

自分の周りで起こっている事を、"現象"なのか、"問題"なのか常に自分の頭で考え、次の行動(予防)を考える必要があります。その為にも、広い視野で周囲を見渡すことですね。
posted by お坊 at 08:29| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

江戸時代に学ぶ

「江戸時代をふりかえれば明日のビジネスがみえてくる」という本を読んで、江戸時代の生活を考えてみました。

今の時代と類似した部分が結構多い。この本で紹介されている事例では、

1.人口の低減
2.国民総生産の低迷
3.物価の低迷
4.教育水準の高さ
5.高い自然保護意識
6.ガーデニングブーム
7.リサイクル志向
8.グルメブーム
9.ファーストフードの隆盛
10.娯楽・レジャーブーム
11.観劇ブーム
12.ペットブーム
13.マスコミ・出版の発達
14.女性の優遇

正に現代との類似点が多いように感じられました。でも、違いは江戸時代には、庶民は貧しくとも、皆が幸せに感じられたということですね。著者もこの点を強調しています。

これは、当時来日した外国人の記述が物語っています。世界中を見聞きしてきた彼らが、一様に”日本人は豊かではないが、みんな幸せに満ちている”と説いていますからね。

では、現代との”幸せ”という観点から何が違うのでしょうか?

それは、”ものの考え方”ですね。明治以来、西洋文明に影響され、本来の日本人の思想が衰退したような気がしますね。

もう一度、江戸時代のよさ(日本人本来の考え方)を見直す必要が、それがまたこれからのビジネスチャンスになるような気がします。

共創の思想(自分だけでなく、みんなで)、高い自己責任意識、精神的なものへの価値観(お金だけの価値観じゃない)、楽しみながらの生き方(スローライフ)などを心掛けることですね。

特に、私の好きな言葉、"三方よし(近江商人の商哲学)"、つまり、"売り手よし、買い手よし、世間よし"という売り手も買い手も、そして社会全体が幸せになる、そんな商売をおこなう、これは仏教の教えからのものですが、こんな風なビジネスや生活スタイルをしたいですね。

(出典:「江戸時代をふりかえれば明日のビジネスがみえてくる」井徳正吾著、はまの出版刊より)

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2010年09月25日

大工鉋(だいくかんな)の秘術

私の好きな人物”山岡鉄舟”の話に、「大工鉋の秘術」があります。

それは、大工が鉋を使うやり方には「荒しこ」「中しこ」「上しこ」の3段階がります。「荒(あら)しこ」は、身体を固め、腹を張り、腰を据え、左右の手に同じ強さに力を入れて荒削りをすることです。つまり、身体全体の力を込めて、力を抜かずに十分にやる必要がありますね。

「中(なか)しこ」は、全身の力を入れた上で、自然の手加減をして平らに削り、次の工程である「上(うわ)しこ」のための準備をします。

最後の「上しこ」は、「中こし」によってたいらになった表面をさらにむらのかくなるように削る工程です。それが1本の柱であれば上から下まで1回の鉋で削らなければならない。大工が鉋を使う際の最重要部分です。これの如何で仕上がりが決まるわけですからね。

鉄舟は、優れた大工の鉋使いは、”鉋、人、柱”の3つが1点に作用するようになっていると、説いていますね。これは、”人間が削るのだと思うと鉋が引っかかるし、鉋が削るのだと思うと柱が離れてしまう。つまり、このことを無意識で行うことが「上しこ」をうまくやる秘術だと、説いています。

ゴルフをする時と同じで、フェアウェイ上でボールを何も考えずに打つことで、ボールが上手く飛んで言ってくれるというわけです。これをボールの位置、スタンス、スウィングなどを個別に考えたら体が固くなり、ボールを上手く打てなくなりますね。でも、このためには日々の練習が必要です。理論でなく、身体で覚えないと、すーっと立ってボールを打てないですからね。

また、この逸話は、”鉋、人、柱”を”ビジネススキル、自分、仕事”と置き換えてみると、自分の仕事のやり方に話が変わりますね。

鉋工程つまりビジネススキルでは、「荒しこ」は、ビジネスパーソン新人時代から3、5年間です。「中こし」は、5年から10年目のビジネスパーソンですね。「上しこ」は、10年目以上のビジネスパーソンが成り得る領域でしょう。

でも、この「上しこ」は、仕事を、”当たり前の事を、馬鹿みたいに、ちゃんと”毎日行うことで、日々仕事方法の改善をする人のみが到達しますね。何も考えずに(余計な事を)、すーっと仕事をこなせる、そんな人間ですね。プロフェッショナルなビジネスパーソンです。もちろん、ビジネスパーソンだけでなく、匠の技術を持った職人も同じですね。

この領域に達するには、自習自得が必要です。「上しこ」の手加減は自分でやってみて知るしかないです。つまり、自分で小さな失敗を何回も経験し、その中から手加減の感覚を体で覚えて行くしかないですね。

(出典:「剣禅話(けんぜんわ)」山岡鉄舟著、たちばな教養文庫より)

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2010年08月16日

支配には2種類ある

”支配する”という言葉は、私は余り好きじゃありませんね。この”支配する”には2種類あると、「超訳 ニーチェの言葉」Discover刊に書かれてあります。

”支配欲につき動かされた支配”と”誰からも支配されたくないために行う支配”の2種類です。

でも、私の考えでは、前者は分かりますが、後者はどうでしょうね。

私の経験から、もう一つのモノは、時間から支配されたくための支配のような気がします。

自分の部下から、上司から色々余計な仕事を持ち込まれないように、また自分自身の雑用を減らす、つまり、余計な時間を消費せず、優先的仕事に時間を費やせるように、こちらから先々と動いて行く(時間を支配して行く)事のような気がしますね。

その為には、仕事に対して、重要度と緊急度の2軸で考える習慣が必要です。そして、重要度と緊急度ともに高いモノは当然最優先ですが、次が大事です。重要度が高く、緊急度が低いものを2番目とすべきですね。

もちろん、緊急度の高いもので、リスクが高くなるような場合は、誰か別な人にさせるような配慮も必要ですが、、
そのためにも、常日頃、部下への仕事のやり方について適切な指導、助言が必要です。それにより、部下に仕事を任せる事ができ、自分は、重要な仕事を優先して行けます。

そして、上司に対しても、常にコミュニケーションを図り、自分の仕事の優先度合いを示すことも重要ですね。
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2010年07月25日

マーケティング思考を身につける

最近、研修をしていると仕事、日常生活で、もっとマーケティング思考(戦略)を使えば、”良いのになあ”という思いをします。

というのも、講義の後にくる質問を聞いての印象です。

就職面談での対応で、自分の強みをどう先方に売り込むか?
隣近所とどう付き合っていけば良いか?
相手の企業に自社の商品をどう売り込むか?
自社の新製品をどこに売り込んだらいいか?
顧客ニーズってどうすれば分かるのか?

とにかく、多様な質問が舞い込みますね。それに逐次対応していると疲れるので、講義の中で、マーケティング思考での解決法を伝授しています。

その方法とは、まず、3つのコトを考えるのです。

1.誰に
2.何を
3.どのように

この3つを経営学では、”ドメイン(事業領域)”といいますね。この3つを考えることで、問題の対処法が分かりますね。

たとえば、あなたが"はさみ"を買うとすれば、それは基本的に”何かを切るため”ですね。別に、切れるものであれば何でも良いわけです。もちろん、"はさみ"にこだわる人はこの場合別です。

そして、人さまが(無料で)何かをいつも切ってくれれば"はさみ"は要りませんね。また、もっと安く、危なくないものが代用できれば、はさみの価値は激減します。

このように、マーケティングでは「消費者はドリルを買うのではなく、ドリルの空ける穴を買うのだ」と説いてます。消費者の便益(ベネフィット)は”穴”であって、”ドリル”じゃないですね。

このことが、多くの問題解決に役立つわけです。自分本位で、物事を考えるのではなく、まず相手の便益や求めるものを考えて、それに自分の価値や強みを活用して、問題解決を図るのです。


先ほどのドメインの切り口でみると、1.相手は誰か? 2.何を期待してるのか、何を求めているのか(顧客ニーズ)、それを考えて、3.自分の強みを活用するのです。

たとえば、就職の面接ですね。自分の強みは、英語で流暢にコミュニケーションできるとすれば、相手企業(だれに)は、当然英語で仕事をする職場ですね。

でも、そこには、当然英語に自信をもった人たちが大勢来ます。次に、残っているドメインの要素(なにを、どのようにして)を活用します。その企業をインターネット等で調べ、相手企業が求めている人物像、仕事内容(社是、理念も含みます)をチェックします。その上で、自分の強みである英語を使って、相手企業が求める人物像、仕事等へのチャレンジ、ガッツを示していけば良い訳ですね。

つまり、自分の強みが売りモノじゃない、売るのは、相手のニーズにフィットしたモノです。それに自分の強み、価値を活用して、相手に売り込むのですね。

商売でも同じです。商品を自社の強いモノを全面に押し出して行っていますが、もちろんそれがお客のニーズとフィットしてれば良いですが、顧客の好みは変わります。

常に顧客の好み、ニーズを把握して、それに自社の強みを活かしていくのです。この顧客の好みの変化に気づかずに商売が駄目になっていくことがありますが、特に、自社の強みが自信があるところほどこのようなケースが多いですね。

ぜひ、ドメイン(1.だれに、2.なにを、3、どのように)を考えて、行動してみて下さい。”なにを”は顧客のニーズ、”どのように”に強みを利用するのですよ。ここが結構間違っていますね。

この事はとても大事です。私が経営のコンサルタントをした中小企業の多くが、"2のなにを"を"自社の強み"としており、説明に窮する場合が多いです。だって、これで今までやって来て、売上げも減っているわけじゃない、と説明されますからね。今までは良いが、これから???

ただ、ここ4,5年は、状況が厳しくなり、消費者もインターネット等で情報が十分得られるようになり、比較がしやすくなり、好みも二極化(高いモノと安いモノを買い、中間的な者は買わない傾向)になってきており、さらに経済悪化で、購入も手控えるようになっています。良いモノが、即売れる時代ではないですね。

そんなことからマーケティング思考は大事ですね。

私の新しいホームページ "大人の寺子屋"考房「智慧(ちえ)の輪」もよろしくお願いします。

URL:  http://biz-brain.com/

それでは、

posted by お坊 at 21:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

「言志四録」の三学戒から

「言志四録」の中の言葉で、誰もが知っている? 「三学戒」の名文句と言えば、

少(しょう)して学べば、則(すなわ)ち壮(そう)にして為すこと有り。
壮(そう)して学べば、則(すなわ)ち老いて衰えず。
老いて学べば、則(すなわ)ち死して朽(く)ちず。

ですね。
人間が、学ぶことで、それぞれの年代で花が開く、そんな人生を送れますよ、という意味です。学問の力を端的に表していますね。

また、こんな厳しい時代、そして、考え方が変化している時代こそ、各人それぞれ学ぶ必要があります。じゃ、何を学ぶのか? になりますが、まず、自分自身について問うことです。

自分は満足しているのか?
何のために生きているのか?
何をしたいのか?
何ができるのか?
何をすべきか?

の5つの問いです。この5つの問いに答えられますか? そこから考える必要がありますね。

そうすると人生の目的、したいことを見つけることです。順番はどうでも良いです。そして、自分の能力を見つめ、そこから次にすべきモノを明確にするのです。

後は、思考方法などを身につけて、目標に向かって進むのですね。目標は、したい事、人生の目的を実現する途中経過の目印、目指す方向性です。

マラソンのゴールに対しての10km、20km、30km、そして40km地点ですね。スタートして、まずは10kmをどれくらいのタイムで通過するかという目標、通過した時のタイムで、次の20km地点への目標タイムの修正をして、、、です。

でも、そこにはメンターとなる人と座右の書が必要です。マラソンの監督・コーチですね。また、悩んだ時に何度も参照する書物の存在も重要です。ぜひ、これらの事を念頭において、自身で考えてみて下さい。

最後に、本日、私の目指しているビジネスパーソン向けのポータルサイト、教育用ホームページが漸く完成しました。実際は、昨年9月にできていましたが、今日まで試行錯誤していました。そして、今回再構築しました。名称も”大人の寺子屋”「志(こころざし)」から”大人の寺子屋”考房「智慧(ちえ)の輪」に変えました。”文殊”の智慧を学びながら、人の輪を気づいていこう、という考えからです。ぜひ、このブログ同様、見てください。

そして、出来れば、会員になってくれれば有り難いです。9月よりサービス開始です。

 URL: http://biz-brain.com/index.html
posted by お坊 at 23:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月18日

柔よく剛を制す

”柔よく剛を制す”という言葉がありますね。

柔道の世界で良く使われる言葉です。体の小さいものが、技を磨き、鍛錬して、自分よりも大きい者に勝つ、という意味です。

老子は、弱が強に勝つためにはそれなりの戦略戦術が必要と、説いてますね。そして、この戦略戦術を実際に実行する(日々鍛錬する)人はごく少ないとも、、

タオ(加島祥造著、筑摩書房刊)より

第78章 世界の王者

すでに、
柔らかで弱い者は命(いのち)だと言ったが、
まことに
水ほど柔らかで弱々しいものはないよ。
でもね、
ひとたび水が
固く強いものを攻めるとなると
どんな岩でも崖でもしまいに
崩して、こなごなにしてしまう。
その点では、他(ほか)の
どんなものも及ばない力を発揮する。
これで分かるように
弱いものが強いものに勝ち
柔らかいものが固いものに勝つんだ。

このことは、
言われて見れば誰も頷(うなず)くんだがね、
さて実行する人となると、まず
ごく少ない。

こんな柔らかい力のないものは
ゆっくり広くゆきわたる−−−。
たとえば川が流れくだるようにね。
そして低く低くゆきながら
汚いものを受け入れて、
平然としている。こうなれば
その人がいかにすぐれた力の者か、
誰でも分かるはずだ。

こういう柔らかな力の者が
ひとつの国の惨めさや悲しみを
すっかり受け入れて
平然としていれば
その人こそ
国の本当のリーダーと言えるじゃないか。
全世界の王者と言ってもいい。

柔らかでしなやかで弱々しいものが
世界の王者だなんて言ったって、
世の中の人は、
変なことを言うとしか思うまい。
だがね、
本当の言葉というものは、しばしば
世論とは正反対を言うように響くのさ。

この1週間の出来事を見れば、”柔らかで弱々しい”水の強さを実感します。それと、”国の本当のリーダー”について考えさせられます。

そして、大自然の力には脅威を感じるくらいの力があります。人間は”自然を征服すると言う”おごりを捨てるべきで、一体となった”自然(じねん)”を考えるべきですね。

日本は、古来からこの考え方を持っていたし、その文化が息づいてましたが、昨今は欧米思考の影響で、自然へのおごりが出ていますね。自然からの反撃が起こっていると思うべきです。

人間は謙虚な心を持って、自然への感謝を心掛けるべきですね。
posted by お坊 at 12:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

暖かく、優しい、柔らかな心

タオ(老子)は、”優しい柔らかな心(光)が最も強い力”だと説いていますが、この力こそ、宇宙のエネルギーと一体化したものだと、私は思いますね。

自然と一体化した意識(自然:じねん)、つまり、すべてに生命が宿している、そして、それらに見守られ、助けられている、そのような意識を持つことで、すべてに対しての感謝の心を持つようになる。

そして、暖かく、優しい、柔らかな心を自分の中に宿し、宇宙と一体感が生まれる。これが”何ものにも負けない強い心(不動心)”になるような気がします。ぜひ、感謝の心を持ち続けたいですね。

タオ(加島祥造著、筑摩書房刊)より

第36章 優しい柔らかな光

道(タオ)というのは、
とても微妙な働きのものだ。
しかし、よく見れば、明快なんだ。
世の中はどんなふうに動いていくかが、
見えてくる。

勢いづいているものは、
それをさらに勢いづかせると、
早く萎(しぼ)むことになる。
強大な権力には、
もっと強い力を持たせると、
いっぺんに崩れ去る。

流行しているものは、もっと流行(はや)らせれば、
たちまち消えてしまう。だから、もし
奪いとりたいものがあったら、それに
まずたっぷり与えることさ。

柔らかなものが、
固いものに勝ったり
弱いものが
強いものに勝ったりするのも、
みんなこの微妙な働きからくるのさ。
それは優しい柔らか光なんだよ
どんな強い力よりも勝るもの
魚が深い淵にいる時、
静かに生きて動いている
あの動きなんだよ。
あの光なんだよ。

ぎらぎらした武器をみせつけて、
脅したり強がったりしたって、
長つづきはしないんだ。


いかがでしょう? タオは説いています。 どんな時代でも、強い力での支配は長続きしませんね。 今のアメリカです。もう、経済的にも、軍事力でも衰退が始まっていますね。歴史を見れば、わかります。ローマ帝国、オスマントルコ、、

また、世の中の動きの真理を説いてますね。
posted by お坊 at 21:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月12日

発想の転換が求められている

漸く米国の経済学者も大不況に入ったと発言し始めました(実際は、大不況が3年目に突入)が、これから最3年は不況が続き、経済もより悪くなるでしょう。過去に、日本はバブル溶解から10年以上の期間を要して経済回復しましたね。

マスコミ等は、経済が底を打ったと言っていますが、とても、とても、そんなことありませんね。我々は、これからのさらなる経済悪化に対応した心構え、思考方法を考える必要がありますね。

それには、発想の転換が必要になります。経済アナリストの藤原直哉氏は、その著書で参考になることを書いています。

”経済崩壊後は発想の転換が必要である。今日のようなバブル崩壊後の不況では、世の中の人は必要なものしか買わない。それ故、必要とされるものを提供しなければ、どんな事業と言えども、成立しない(利益が出ない)。

「人に役に立つもの」「求められるもの」を提供する。つまり、「御用達の思考」の発想法が必要になってきている。”

こんな時代には、この「御用達の思考」に発想転換した人、組織が生き残って行くと私は思いますね。

したがって、各人は、”何をすれば、世の中に役に立つか、また、世の中から求められているものは何か”と、それに対して、自分が出来ることは何か(Can)、したいことは(Will,Would)、そこから導き出される、すべきこと(Should)を考えるべきですね。 その上で、行動すべきです。

組織(自治体、会社など)も今までの発想から「御用達の思考」に発想転換が求められていますね。

 中央重視から地方重視へ
 成長重視から成熟重視へ
 量の重視から質の重視へ
 経済重視から生活重視へ
 生産性重視から循環重視へ(リサイクル、リリース、持続性)

まとめると、これからの時代は、

 地方からの情報発信を
 成長より中身で勝負
 良より質で
 各人のライフスタイルを大切に
 「もったいない」の発想で、ものを大切に、長く維持する

こんな発想を心掛ける必要があるのでは、


(出典:"無血市民革命が起こった"藤原直哉著、あ・うん刊より)


posted by お坊 at 07:33| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月05日

「いろは歌」

「いろは歌」をご存知ですか?

多分、多くの人は「いろは歌」を知らないと思います。これは、空海の作で、いろは47文字を1字も重複していないのが特徴ですね。

色(いろ)はにほへど 散(ち)りぬるを
我(わ)が世(よ)誰(たれ)ぞ 常(つね)ならむ
有為(うい)の奥山(おくやま) 今日(けふ)越(こ)えて
浅(あさ)き夢(ゆめ)見(み)じ 酔(え)ひもせず

また、これが、「涅槃経(ねはんきょう)」というお経の言葉から引用され、深い仏教思想が盛り込まれています。ぜひ覚えて、今の子供たちに教えて行きたいものですね。

この原典は、

諸行無常(しょぎょうむじょう) 是正滅法(ぜしょうめっぽう)
消滅滅己(しょうめつめつい) 寂滅為楽(じゅくめついらく)

という漢字文で、これを日本語に訳したものが「いろは歌」です。

意味は、「春になって、におい豊かに美しく咲いている花もやがて散って行く。人間もまた、いつまでも若いつもりでいてはいけない。知らね間に年をとってしまい、ついに死なねばならない。もちろん、人間だけでなく、全ての生き物の定めです。この世に出て来た全てのものは必ず滅びなければならない。

これが自然の道理です。それを悲しみ嘆くことはない。人間をはじめ、すべての物は因縁により新陳代謝を繰り返しているだけです。この永遠不滅の真理に気が付けば、はかない生命を嘆いたり、浅ましい夢をみて物事にこだわることはない。煩悩の迷いの酒に酔ったりすることもなく、いつも明るい心で永遠に生き抜くという安心した信念を持つことができます。」

「いろは歌」は、このように深遠な宇宙の真理を説いていますね。

この「いろは歌」から、最近、WOWOWで観た映画「ZEN(禅)」の中で使われている道元の詩歌を連想させますね。

春は花
夏はほととぎす
秋は月
冬雪冴えて、冷しかりけり

この詩歌は、道元(曹洞宗の開祖、永平寺、750年前に開山する)の悟りを得ての作で、色彩鮮やかなものを感じますね。空海の「いろは歌」そして、この道元の詩歌は、ともに、自然(自分に起こる事や周りの変化など)をありのままを受け入れて、人生を生き抜くことを説いていますね。

この「いろは歌」を、自分の人生の指針に、そして、若い人たちに教えていきたいものです。また、映画「ZEN(禅)」もぜひ観てもらいたいですね。仏教(禅宗)というものが分かりますよ。

(出典:"空海!感動の人生学"大栗 道栄著、中経の文庫より)
posted by お坊 at 06:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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