2011年03月09日

「こころ」と「かたち」

日経の先週土曜日夕刊に「誰も教えてくれない男の礼儀作法」小笠原敬承斎著、光文社新書の広告がありました。

礼儀作法について興味があったので、本日購入して読んでみました。小笠原流礼法については礼法のめんどくさい決まりがあるんだな、くらいの知識を持っていたが、その由来は知らなかったですね。

室町時代、足利三代将軍義満の命で、今川氏、伊勢氏とともに、武士の一般教養を目指して、「三議一統(さんぎいつとう)」の編纂が行われ、これが今日の小笠原流礼法の基礎になっているようです。

実際には、約700年前に確立された、この武家の礼法である「男の礼儀作法」は門外不出のもので、先代の宗家から漸く、少しずつ伝え始めたみたいで、この本で、一般の方にも初めて公開されたようですね。

この本の中で、上記の「こころ」と「かたち」が礼法でも重要だと認識できました。「かたち」はいつも流動的で、柔軟なもの、で、特に大事なのは”相手を思う「こころ」だ、と言うことです。

いつの時代においても、相手を大切に思う「こころ」が存在することに変わりなく、「かたち」は時間・場所・状況に応じて流動的に、臨機応変に、柔軟に対応すべきである、と著者(現宗家)は説いています。

すべての作法の根底に流れている前提は「こころ」です。「こころ」があって、「かたち」がなされますね。正にサービスの基本ですね。

つまり、人と人との温かいコミュニケーションを大切にし、マニュアル等による行動・行為は2の次だ、と言うことですかね。いつの時代も人の温かい心が一番だと、再認識させられました。
posted by お坊 at 06:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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