2011年02月05日

TPPを考える

今国会、マスコミ等で大々的に論じられている話題の1つがTPPですね。どうなんでしょう? 話題が農業問題にフォーカスされ、これをやらないと今後の日本の死活問題になるという論調になっています。もちろん、経済界は、TPPにより、工業製品の貿易自由化で、経済的効果を期待しており、推進しています。

しかし、このTPPの本質は日本の例外無き貿易自由化であり、有りと在らゆるものの自由化です。建築、弁護士、医療なども含まれてますね。

たとえば、米国の弁護士資格で、日本で弁護士活動が出来ることを意味します。でも、日本の弁護士資格では、米国では活動できない。すべて米国からの一方的自由化強制協定ですね。怖いです。

このUstreamの映像(2時間)の前半1時間をご覧下さい。マスコミで有名な浜矩子同志社大大学院教授の講演で、非常に分かりよい内容ですね。この映像は、国会議員のTPP勉強会のもので、その中で、浜氏はTPPを次のように説明しています。

"FTAやTPPは地域限定の自由貿易協定であるので、現実的には「地域限定排他貿易協定」と言うべきものであるので、そもそもWTOが持っている「自由・無差別・互恵」の理念に反するとも述べています。WTOの理念は、戦前のブロック経済化が第二次世界大戦を導いた反省の元に成り立っているので、ブロック化を促進するような排他性が入り込む協定は日本がとるべき道ではないとも。

「互恵」と「相互」の概念が現在混同されがちであると指摘しています。WTOの理念にある「互恵」とは「お返し」の論理であり、TPPなどにある「相互主義」とは報復的な論理で正反対のものと。"

http://www.ustream.tv/recorded/12439863

最後に、ぜひ自分の頭で考えてみて下さい。マスコミの論調の一方的受け入れは駄目ですよ。メリット、デメリットをよく考えて、そのトレードオフを考え、トータルでプラスになるのか、また、5年後、10年後でどうかについても考える事ですね。
posted by お坊 at 15:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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