2009年07月24日

稲盛和夫の人生の成功方程式

京セラ名誉会長の稲盛和夫氏が提唱する「人生の成功方程式」をご存知ですか?

それは、人生の成功方程式=考え方 x 熱意 x 能力 です。つまり、人生の成功の3要素は、「人格・理念」、「努力」、「能力」だと、稲盛氏は考えていますね。

私は、稲盛和夫氏の考え方が好きで、今までかなりの著作を読んでいますが、その根本は、上記の人生の成功方程式ですね。

「考え方」は、「人格・理念」で、これが3要素の中で最も重要です。これにはベクトル(方向性で、正と負の方向性がある)があり、−100点から+100点で表します。なぜなら、能力が高く激しい情熱を持った人でも、その人が自己中心的で集団や個人に損をさせ自己の利益優先となったり、また、その考えが反動的、反社会的であれば、その人の人生は、大きな負になりますね。そして、これらの考え・行動は、社会に対して、また、他の人たちに対して、大きな損害を与えるためですね。

たとえば、日本の官僚です。入省するときは、自分の夢、大志があったでしょうが、省内の既得権厳守の組織文化や体制に染まり、変わっていくのでしょう。「人格・理念」が、プラスからマイナスに変化していくのですね。これなどは、ベクトルの変化(悪い方向へ)です。または、個人的なモラル・ハザードかもしれませんね。

「熱意」は、「努力」ですね。無為徒食して何ら為す事をしない怠け者から、吾を忘れて仕事に没頭する人までいますから、0点から100点と表します。この努力は、先天的なものでなく、自分の意志で改善、向上できますね。

「能力」ですが、稲盛氏によれば、主に先天的な知力と体力(健康・運動能力など)を指しますが、天賦の条件である以上自分では如何することも出来ない。個人差があるので、0点から100点で表します。

でも、私は、この能力部分については、疑問を持ちますね。前回の多重知能で記しましたが、この能力は7つあり、これを測ることは、難しいし、各人の特性に応じたバランスのとれた能力の組み合わせによる総合力です。それ故、先天的なものよりも、後天的なモノのような気がします。確かに、1つ1つの能力は、先天的なモノでしょうが、そのバランスのとれた7つの能力(知能)の組み合わせは、後天的に創出されるものだからですね。

とは言え、後天的な7つの能力の組み合わせの統合力は、人生の方程式には絶対必要ですね。

また、稲盛氏は、

ある天賦の聡明さと健康を持つ人がいて、その「能力」には90点をつけたとする。しかしその人は自らの聡明さにかまけて進んで何かをしようとしないので「努力」には30点しかつけられない。そして2つの合計は90x30=2700点となる。またもう一方の人は天賦の才は劣っているので「能力」は60点だけだが、しかし能力が劣る分早めに取り掛かり、かつ非常に勤勉であるため「努力」には90点がつけられる。そうするとこの人の合計は60x90=5400点で、後者の得点は前者の倍となる。

つまり、天賦の素質が波でも必死に努力する人は、天賦の才がすぐれていても努力しようとしない人よりも圧倒的に大きな業績を上げられるし、われわれの周りにはこのような人がたくさんいるのである。

と述べています。でも、先ほど記したように、この2つの要素に「人格・理念」を乗じますから、そして、この「人格・理念」は正負ありますので、その結果は、怖いですね。つまり、稲盛氏も言ってるように、最も重要な成功の要素である「人格・理念」を我々は、まず育成する必要がありますね。そして、「努力」と「能力」の向上です。そうするには、人生の志(こころざし)をもつことですね。

(出典:”稲盛和夫の人生の方程式”曹 岫雲(そう・しゅううん)著、サンマーク出版刊より)
posted by お坊 at 01:46| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たまたま見つけたホームページにコメントさせて頂きます。

人生の成功方程式=考え方 x 熱意 x 能力
これは、間違いです。YESマンの部下を多く作るかです。
間違ってはいけない。
成功者は褒め称えられる。
しかしその昔は京セラ=ブラック企業
飴とムチでNOマンを排除し、無能な社員をいじめ辞めさせれば外見的に優秀な会社となる。
今は昔です。こんな事昔は出来たが今は不可能。何の参考にもならない。
社長は時代の先をよむ能力と勇気とマイナスをすぐ切れる(解雇)する手腕が有るかどうかです。
Posted by 山下 at 2014年08月14日 13:53
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