2010年11月27日

物事の考え方

今新しい物事やビジネスを考える時、どうしてもありきたりな、誰かのものまね、ひとりよがりな事に陥りやすいですね。

人が集まって何らかのプロジェクトを起こそうとしても、上記の3つの壁、「ありきたりの壁」「ものまねの壁」「ひとりよがりの壁」にぶち当ります。それをどう打破するか?

ある本を読んで、というより受け売りですが、非常に良い発想法を紹介します。それは3Sフレームワークという発想法で、Surroundings(環境)、Soil(土壌)、Sun(太陽)という3つのSを考える事です。

環境、つまり、自分たちの周りにある関係性、背景、環境、人のネットワークなど、のメリットを考えるのです。

土壌は、自分たちの中に在る価値観、例えば地域の昔からある歴史観、考え方などです。つまり、自分たちのぶれない自分軸からの発想です。生まれ持った、代々継がれてきた考え方、価値観。

太陽は、自分たちの前に在る目的です。皆が目指す「あるべき姿」「夢」ですね。これを見つける事で、皆の共感を導けます。

この3Sフレームワーク思考で、上記の3つの壁を打破するのです。

それぞれのSは、前々回書きました「コミュニケーション」での物理的に認識できないもの(コンテキスト)です。環境は、その土地の雰囲気、癒しの空間、自然の空気、人情味、愛情、、です。土壌は、漢字そのものの意味で、その土地にしかない栄養分(価値観、考え方)で、例えば、”会津人気質”などです。太陽は分かりますね。

このような発想法はオンリーワンを創造できます。こんな発想で、日々色々考えております。そのためには、自分の頭で自分の周りを観察して、自分自身の問題として、自分と回りの関係性について考える必要がありますね。

関係性とは"目に見えるもの""見えないもの"すべての関係を言います。関係は"見えるもの(物理的に認識できるもの)"を意味します。例えば、神との繋がりは関係性です。神は見えませんからね

(出典:「コンテキスト思考」東洋経済新報社刊より)
posted by お坊 at 11:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月22日

マーケティングの新しい流れ

今朝(11月22日)の日経のコラム(春秋)にこんな事が書いてありました。

これから電気店が力を入れるべきなのはデジタル情報機器でなく、アナログ技術を生かした家電だ。秋葉原で長く店を構える老舗企業の幹部はそう力説する。観光や仕事で日本を訪れる外国人との商いに関し、そう思い至ったという。

この記事は、その後に「理由は〜」と続くが、理由は端的に言えば競争優位性です。デジタル情報機器は、最初は売価も高く、そしてよく売れるが、直ぐに値が下がり(5分の1位に)、薄利多売に追い込まれますね。海外に手強い競争相手がいるからです。ノートPCがそうですね。

アナログ技術を生かした家電、例えば電気炊飯器、これが今売れている、それも3万円から4万円の高いものが人気だそうだ。日本人がおいしいさという感覚的魅力を追求し、釜の構造などのアナログ部分の改良を重ね続けての結果です。日本のおいしいお米とこの高価な電気炊飯器の組み合わせは、世界中の日本食ファンに浸透中だそうです。このアナログ技術はなかなか真似できません。つまり、競争優位性があるわけですね。販売価格も維持できる。

これからの時代、手作り感覚なアナログ技術と本物の感性が求められています。これに対応したマーケティングをマーケティング3.0と言うそうです。これからのビジネスのヒントになると思いますね。

マーケティングの大御所、コトラーは、

これからの時代は、頭だけでなく心と魂がないとビジネスはやっていけない、顧客だけでなく、社員、取引先、株主、社会に対して自分たちが何を大切にして生きる集団かをきちんと分かってもらう必要がある。

と説いています。これからの時代のキーワードは「生身」「本気」「本物」だそうです。

posted by お坊 at 23:29| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

コミュニケーション

最近、私生活や仕事上でコミュニケーションが上手く行かない、という話をよく聞きますし、研修などでも相談をよく受けます。

確かに、Twitter、携帯電話など通信手段は昔に比べると格段に進歩したと思います。そして、思い立ったときすぐに相手と連絡も取れます。そう言う意味では、時間、距離の概念が変わって来ていますね。

でもどうでしょう? コミュニケーションとは、双方向の情報空間の共有ですが、この情報空間には、物理的に認識できるものと認識できないものがあります。

たとえば、音声、文字、数字など目に見える、耳に聞こえるなどのものが物理的に認識できるもの、一方、背景、文脈など(読書での文字情報でなく、その裏、背景に在る行間です)が物理的に認識できないものですね。

今の世の中、デジタル化が進み、物理的な感覚が求められ、一方でアナログ的なものが退化しています。また、飲み会などでの世代間での交流も少なくなっています。そのため、お互いの、"あんうん"の呼吸がなくなり、コミュニケーションの共有空間が、物理的に認識できるものが主体となっており、これがコミュニケーション・ギャップの主要因になっているような気がしますね。

こんな時代だからこそ、必要なのはアナログ的なものの共有化ではないでしょうか? デジタル的なもの(0か1で認識する)や物理的な認識だけでなく、アナログ的なもの(0と1の間には無限の数時が存在する認識)や物理的に認識できない感覚的なものを含めた空間の共有化を重視すべきでしょうね。

問題:"大関が名古屋で優勝した。"は、どんな意味合いでしょうか? そう、相撲さんをイメージしますね。でも、大関さんという人が、名古屋で、何かの大会で優勝したとも、捉える事が出来ますね。このメッセージを共有化するには、背景の説明が必要ですね。

ビジネスにおいても、この物理的に認識できないもの(コンテキストと言います)を考えるとオリジナルなビジネスモデルが出来ますね。物理的に認識できるもの(コンテンツと言います)主体では、直ぐに真似されます。つまり、競争優位性がないという事です。

"観光"という言葉は、"光を観る"ですね。観光地のもの(コンテンツ)を観るのではなく、光つまりその土地の歴史的背景、癒しの空間、もてなしなどの見えないものを観る(感じる)ことです。日本語の漢字は物事の本質を表していることが多いですが、その1例ですね。

(出典:「コンテキスト思考」東洋経済新報社刊より)
posted by お坊 at 11:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。